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走りながら考える

久しぶりの更新になりました。職業柄、毎年欠かさず、インフルエンザの予防接種をしています。
でも、必ずインフルエンザにかかります。今年もさっそくかかりました。今年は、高熱タイプではなく、37℃~38℃くらいの熱が2~3日続いたくらいの症状でした。この大したことのない体温がくせ者で、無理すれば動ける!そして無理して店の仕事、家事をしたので、いつまでも体調がすっきりしない状態が今も続いております。
インフルエンザでうなされている時に、「1/17 阪神淡路大震災から20年」。私は、あの当時大阪の端っこの淀川区に住んでいました。神崎川を渡ると兵庫県尼崎市という場所です。三男の通っていた保育園は、全壊。大震災の後の1週間は、家の前の道路は、支援物資を運ぶ車の渋滞の列、空はヘリコプターの音、救急車や消防自動車、パトカーのサイレンが、ずっと鳴り響いているような毎日でした。蛇口をひねると砂利交じりの水、道路には、亀裂が走り、遠くのマンションは傾いているし、大阪の下町に多い文化住宅も、斜めに傾き半壊状態。いつも子どもと遊んでいた公園には、仮設住宅が建ちました。転校生が来たよと息子は喜んでいたけど、詳しく聞くと公園の仮説に引っ越してきた子たちでした。神戸市長田区で銭湯をやっていた大学の先輩をお見舞いに行ったのは、震災から2週間後でした。阪急電車に乗って大阪十三から神戸へ向かう電車の窓から見る風景は、神戸に向かうほど斜めに傾いていく家々、屋根のブルーシートの数も神戸に向かうほど増えていきました。あれから20年。私の人生もずいぶんいろいろありました。夫婦でアートショップを開業したのに、主人は先に天国に。もう12年経ちました。「不断疾走」という言葉が好きだった時もありました。「走りながら考えろ」というアドバイスも受けました。でも、今はなんだかスローライフに変わりつつあります。写真は、キッズアート教室の子供たちのお母さんの書き初めです。ほほえましいです・・・・

お母さんの描き初め
お母さんの描き初め
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